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Job Introduction

制作部
Video Production
カメラアシスタント平山 莉子

一瞬も逃せない現場の今を
多くの人に伝えたい!

制作部には企画制作やイベント運営、カメラ・編集・ディレクションなどの映像制作業務とたくさんの仕事があります。

そんな中、私の担当はテレビ局報道取材の現場でのカメラアシスタント。

“一瞬を逃せない”報道の現場だからこそ、常にカメラマンの動きを注視しチームワークを持って取材に取り組んでいます。

取材現場は一つひとつが唯一の現場です。「伝えること」、「思いを届けること」に気持ちを集中させながら経験を重ね、ゆくゆくは映像を通して多くのものを多くの人に伝えることができる、そんな映像制作のプロを目指しています。

誰もが気軽に撮影し映像を発信できる時代だからこそ、“クオリティにこだわるプロを目指して。”

私たちと一緒に働いてみませんか?

神保 淳 イメージ画像
カメラアシスタントとはどんな仕事ですか?

仙台放送の報道部で主に平日夕方のニュース「Live News イット!」で放送される、宮城県内のニュースやスポーツ、特集用の企画取材、また時には事件事故の発生現場の撮影や取材に同行しています。

取材は報道記者とカメラマン、カメラアシスタントの3人1クルーで現場へ赴くことが基本です。

現場ではカメラマンが撮影しやすいようサポートをすることや、撮影するカメラマンの画にカメラアシスタントが音声(人の声や周りの音)を収録したり照明を当てたりすることで、より聞きやすくより見やすい素材(テレビで放送する前の映像)を作り上げていきます。

私が現場で常に心がけていることは、カメラマンの動きを注視し「次は何をすべきか」を考えながら動くこと。スムーズに撮影が行えるようにすることです。

印象的だった仕事はありますか?

今年の6月、4年ぶりに宮城で開催されたアイスショー「ファンタジーオンアイス」の取材に同行したことです。

オリンピックや世界選手権など、世界を舞台に活躍した各国のフィギュアスケーターが参加した「ファンタジーオンアイス」の特番用に、リハーサルの様子やショー本番の舞台裏を撮影し、そして日本人スケーターの方々にインタビュー撮影を行いました。

本番に向けて会場裏の通路でアップする出演者の様子や、リハーサルの様子はまさにテレビで見る中継映像と同じで、映像の仕事をしている私でも「テレビで見たことのある風景!」と、ひとり心の中で盛り上がっていました!

また撮影ながらも羽生結弦さんのリハーサルを間近で見ることができたことなどは、この仕事だからこその醍醐味だと思います。このような企画取材などは丸々一日がかりの場合も多いですが、日常ではなかなか出来ない体験(有名人にマイクを向けるなど!)を味わうことができます。

仕事にやりがいを感じる時はどんな時ですか?

録りたい音声を録ることが出来た時には、大きな達成感があります。

カメラアシスタントの仕事には様々ありますが、現場でのメインは音声を録ることです。

例えば、撮影の対象者がご飯を食べた時に言う「美味しい」の声。炎天下の中、なにかの作業をして自然に口から溢れる「暑い」の声。スポーツ選手が練習をしている中、自分自身を叱咤激励する「言葉」など。その時の心情や状況が音声を通じて映像と重なり合うことで、より伝わりやすい映像となります。

何が起こるのか、人が何を話すのかなど予想できないことが多い現場の中で、録りたいと思っていた”そうした声”が実際に録れると「ヨシッ!(ガッツポーズ!)」と嬉しくなります。

撮影の現場ではその一瞬一瞬が逃せない場面も多く緊張することも多いですが、自分が携わる現場では”常に伝えること”、”思いを届けること”に気持ちを集中させて、日々取り組んでいます。